金運を呼び寄せる縁起物。金色のインテリア。
風水などでは、金色は金運を呼ぶ色と言われます。風水について、「占い」のようなイメージを持つ人も多いと思いますが、これは少し違うようです。風水とは、快適な環境を作る考え方をまとめたものです。環境学と言ったほうが近いかもしれません。風水では、天や大地、また人間が「気」を発すると考えられており、この目に見えないエネルギーの流れを整え、その調和を図ることで、心地よい生活環境を作ることを目指しています。
西側に金色のものを置くと、金運アップと言われる理由。
西に黄色のものを置くと、金運がアップするともいわれています。風水では西を兌宮と呼び、金運をつかさどる方向とされています。ですから、西側を美しく清め、そこに金色や黄色のものを置くことで、金運アップにつながるという考え方が生まれたようです。
新たな富は、西からもたらされてきました。
これには、いくつかの由来があります。一つの説では、かつて天皇が中国から黄色い橘を贈られた際、「西から来たものは西の方へ」と、これを屋敷の西側に植えたことから、西に黄色という説が生まれたとされています。
古来より、日本には大陸から様々な新しい知識や道具がもたらされてきました。こうしたことから、西は富をもたらしてくれる方向であり、ここに富をイメージさせる金や黄色を飾ることで、金運を呼び寄せるという考えが生まれたものと思われます。
上品な金箔の輝きが、空間を明るくします。
金沢箔の上品な金色は、インテリアの雰囲気を明るくし、華やかな心持にさせてくれます。夕方に光に包まれる西側に、こうした色があることで、豊かな気持ちになれるというのは間違いないことでしょう。金運を招き入れる西側を、清潔に保ち華やかに飾ることで、気持ちが明るくなり運気が開けてくることもあるのではないでしょうか。
インテリアに取り入れたいアイテムを、ご紹介します。