とっておきの一本を さっと取り出すだけでやわらかな風を生み出す扇子。持ち運びに便利なコンパクトさで動力を必要としない手軽さ。着物や浴衣はもちろん、スーツやカジュアルまで服装や性別を問わない使い勝手の良さ。そして、涼をとるその所作までも粋で素敵にみせてくれる心強いアイテムです。 紙や布を張り付けた扇面(せんめん)のデザインが多彩なことも扇子の特徴です。持つ人をよりおしゃれに、個性的に演出するファッションアイテムの要素も併せ持っており、選ぶ楽しみも広がります。 箔一では、金沢の金箔を使った華やかな「金沢箔扇子」や扇面の和紙に柿渋を施した経年変化を楽しめる「柿渋脇漆扇子」をご提案しています。なかでも、周りにいる人までぱっと華やかな空気で包む金沢らしい「金沢箔扇子」は、普段使いはもちろん、記念日や誕生日といった大切な日のプレゼントにも選ばれています。ぜひ、あなたにとって特別な1本を見つけてください。 ▶箔一の金箔についてはこちら ▶金沢駅百番街など箔一各店にて扇子各種取扱い中 (季節によって品揃えが変わります。事前にご確認ください)
使う姿まで美しくみせる 日本古来の道具 扇子は日本を代表する伝統工芸品のひとつ。たたむとバッグに収まるほどコンパクトで軽いので持ち運びのストレスもありません。涼をとる道具といえば、近年登場したハンディタイプの扇風機など便利なアイテムがたくさんあります。しかし、扇子にはしっとりとした和の趣や使うときの仕草の美しさという魅力があり、1本は持っておきたい大人のアイテムともいえます。 さらに扇子には、夏を涼しくすごすための道具としてだけでなく、伝統文化にかかせない小道具として愛されてきたという長い歴史があります。例えば茶道では、冒頭の挨拶で膝の前に置くことで相手への敬意を示します。また、神事では舞を踊る際、末広がりの縁起の良い形をした扇子に神が宿ると考えられてきました。 周囲に良い印象を与え、縁起の良いアイテムとして人々に長く愛されてきた扇子は、贈り物にも最適です。誕生日や記念日のプレゼント、母の日や父の日の贈り物、また、海外向けのギフトとしても喜ばれています。 箔一では全国配送が可能。海外への発送も承ります。 ▶扇子の上手な選び方について ▶扇子の由来や扱い方いついて
多様なシーンで使える 金沢箔扇子 「金沢箔扇子」は、その一つひとつを職人が手仕事で仕上げる箔一オリジナルの扇子ブランドです。 扇子の骨部分である扇骨(せんこつ)に用いる竹、扇面の和紙など、すべて国内加工、手作りにこだわっており、細部まで丁寧な手仕事が光る高級感のある扇子です。 着物や浴衣などの和装だけでなく、スーツなどのビジネススタイルやカジュアルな普段着といった洋服にも自然にマッチするモダンなデザインや色合い、絵柄が多彩。男性、女性、年代を問わず使えます。 一つひとつ手作りのため、箔の割れやシワに同じものはありません。箔の色合いや絵柄がつくりだす自分だけの景色をぜひ楽しんでください。ジャンダーレスなファッションやおしゃれに使えるデザインを種類豊富に揃えています。
伝統に現代の感覚をプラス おしゃれに、華やかに 「金沢箔扇子」最大の特徴は、なんといっても金箔の輝き。扇面の装飾和紙にさまざまな技法を取り入れる伝統を現代的にデザイン。職人たちが箔あしらいの伝統技法を学び、古典的な風情をモダンで品のある扇子絵としてよみがえらせました。 用いているのは、四角い箔を貼る「平押し」、細く切った箔で図や絵柄を描く「野毛」、フレーク状の箔をちりばめる「ちぎり箔」、細やかな箔を振りかける「砂子」など多彩な箔の伝統技法。クラックを入れる装飾法や扇子を開閉しても箔が剥離しない十分な耐久性は、箔一が独自開発した新しい技術により実現したもの。「金沢箔扇子」は、新旧の装飾技法を織り交ぜながら、上品で美しく、現代の生活にも取り入れやすいデザインと耐久性を形にした新しい伝統工芸品です。
▶「金沢箔扇子」のラインナップはこちら ▶この夏が始めどき おしゃれで機能的な「扇子」はこちら ▶扇子など夏を楽しむ金箔アクセサリー ▶男性に人気の扇子を集めました ▶扇子でおしゃれからギフトまで完全ガイド
経年変化も楽しめる 柿渋脇漆扇子 「柿渋脇漆扇子」は扇面に柿渋を施し、さらに折山にも念入りに漆を施す「脇漆」と呼ばれる伝統技法で仕上げています。 折山とは、扇面に貼った和紙にできる「山」と「谷」の折り山のうち、山になる部分のこと。「脇漆」は、扇子を開閉するたびに負担がかかる折山を漆で補強し耐久性をあげる、昔ながらの知恵ともいえる技法です。 実用性を追求した素朴さと、職人の繊細な手仕事によって生まれる優雅さを兼ね備える「柿渋脇漆扇子」。扇骨には島根の真竹、扇面には土佐の和紙を使用。純国産の素材と伝統技法にこだわった、ジャパンメイドの本物です。 柿渋は、平安時代より伝わる日本古来の塗装材。これを丹念に塗り重ねることで高級感が増し、時と共に色彩が深みを増す経年変化も楽しめる仕上がりです。 柿渋が生み出す高級感、美しい扇紙の光沢、箔職人による箔蒔絵を施した竹軸。日本の「粋」が宿ったやや大ぶりの扇子は、飾り扇子にもおすすめです。
自分に、大切なあの人に 末永く愛用できる、本物を 伝統的な和紙素材の扇子は、風を通しにくく少しの力で多くの風を起こすことができます。そのため、より涼しさを感じられ、あおぐ姿も優雅に見せてくれます。 また扇骨に自然素材である竹を使った扇子は、手になじみやすいという特徴があります。さらにしなやかであおぎやすく、やわらかな風を送れることから長く愛用できるのも魅力です。 ぜひ、ずっと愛せる自分らしい扇子、大切な方へ心を託して贈る扇子を見つけてください。