ひな祭りと雛人形(ひな人形)

ひな祭りと雛人形(ひな人形)

ひな祭りの起源には諸説ありますが、中国で行われていた「五節句」のひとつ、「上巳(じょうし・じょうみ)の節句」が日本に伝わったといわれています。ひな祭りを「桃の節句」というのも、「上巳の節句」で魔除けの力があると考えられていた桃の花を使ったことに由来するようです。雛人形(ひな人形)を飾るようになったのは平安時代ごろからとされ、1000年以上の歴史を持つ伝統行事です。

 

金沢箔の輝きをまとった
特別な雛人形(ひな人形)

箔一では、女の子の健やかな成長を願う桃の節句アイテムを多数取り揃えています。
なかでもひな人形は、本物の金沢箔を使い伝統の技術でつくる上質な商品で、一枚ずつ手仕事で箔をあしらった金沢箔布を用いた木目込(きめこ)み人形です。
木目込み人形とは、人形のボディとなる部分に溝を掘り、そこに布を入れ込むよう着せ付けていく伝統的な人形づくりの製法。布に強い負荷がかかるため、本物の箔を貼った布を木目込みに使うことは難しいとされてきました。しかし、箔一では技術開発を進め、絹のつや感はそのままに、木目込みの製法に必要な伸縮性と強靱さを持った布を開発。ころんとしたフォルムもかわいらしい雛人形に仕上げました。その輝きには、ちりめんや古布など染色したものでは絶対に表現できない金沢箔ならではの奥深さがあり、いつまでも色あせない本物を感じさせます。


 

伝統的な親王飾りを
収納まで考えた美しい飾り台で

かつては五段など段飾りの雛人形を飾る習慣が定着していましたが、最近では住まいの広やライフスタイルの変化から、よりコンパクトな雛人形が選ばれています。箔一が提案する伝統的な「親王飾り」は男雛と女雛の一対を飾るスタイル。段飾りと比べるとどうしても簡素化したイメージを持ってしまいがちですが、実は江戸時代前期までは主流だったもので、由緒正しい雛人形といえます。座った状態の「座り雛」のほか、凜々しい立ち姿の「立ち雛」を選べるのも特徴。大きさより質を重視した雛人形を探している方におすすめです。

箔一の飾り台は上質で風格のある漆塗。美しいうえにコンパクトで、そのまま収納ケースにもなる機能性も兼ね備えています。省スペースまで考え抜いたお雛様は、「飾る」、「しまう」の負担やストレスが少ないことでも喜ばれています。収納飾りタイプの雛人形には、三人官女がセットになった五人雛スタイルの品もあります。

名入れ木札を飾って
姉妹で一つの雛人形を共有

「生まれてきた赤ちゃんが健康にすくすく成長してくれますように」という願いを込めて飾る雛人形。「厄の身代わり」となってくれる人形なだけに、本来なら一人に一つが基本です。しかし、実際には飾るスペースなどの問題から姉妹で共有することも多いのではないでしょうか。そこでおすすめしたいのが、お子様の名前を入れた木札を飾ること。新たに女の子が誕生した際には、名入り木札を増やします。お雛様と一緒に自分の名前が飾られていれば、お子様達自身もおひな様飾りに対する愛着が深まることでしょう。

箔一では雛人形にお子様の名入れを無料で行っています。新たに女の子が誕生した際には、木札の追加(費用は別途)も承ります。
雛人形

お雛様選びは
飾りやすさもポイント

雛人形は、子どもが無事成長するまで毎年飾り続けるもの。だからこそ、毎年、無理なく楽しく飾れるものを選ぶことも大切です。贈り物にする場合は、年末年始など顔を合わせるタイミングで「コンパクトなもの」「おしゃれな雰囲気」「飾りやすい」といった希望やこだわりを直接聞くのも一つの方法。きっと家族みんなで雛人形を選んだ時間も良い思い出になることでしょう。

箔一の雛人形は、配送も可能です。ご希望の住所にお届けします。

雛人形の準備は
初節句前までに

雛人形は初節句までに用意しておきましょう。誰が購入するかについての決まりは特にありませんが、母方の祖父母が購入するケースが多いのだとか。これは、雛人形がかつて嫁入り道具の一つだったことに由来すると考えられます。購入時期は、希望に合ったものが見つけやすいという意味で、多くの人形が店に並ぶ1月~2月ごろがベスト。飾り付けは1週間前までにすませましょう。直前で用意することは良くないとされ、特に雛祭り前日に飾ることを「一夜飾り」といい、タブーとされています。

時代の流れと共に少しずつ形は変わっても、伝統の中に込められた想いはいつの時代も変わらないもの。由来や意味を知ると何気ない風習や習慣も家族にとって大切な行事になります。愛しい子どもの健やかな成長を願う気持ちを託して、雛人形を飾りませんか。
雛人形

ひな祭りと雛人形(ひな人形)

全8件

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