お酒に合わせて酒器を選ぶ、そのひとときこそ贅沢
9月9日は「ひやおろし解禁日」、10月1日は「日本酒の日」と、秋は味わい深いお酒が一層おいしく感じられる季節です。
また、夜が長くなるこの時期、自宅でゆっくりとお酒を楽しむ方も増えてきます。
そんな晩酌時間をより豊かにしてくれるのが、「酒器選び」です。
箔一では、金箔をあしらった華やかな盃や、落ち着いた風合いの陶器、ガラスのぐい呑みなど、幅広い酒器を取り揃えています。
お酒の種類や気分に合わせて器を選ぶだけで、いつもの晩酌が格別なひとときに。
酒器とともに、秋の夜長を心ゆくまでお楽しみください。
酒器によって変わる、日本酒の味わい
日本酒には、様々なタイプがあります。「利酒師」などの資格を管理する「日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会」では、香りと味わいの強弱によって4つのタイプに分類しています。
今回は、唎酒師(日本酒ソムリエ)として活躍する、多々見まみのさんの監修のもと、日本酒を4つのタイプに分類し、それぞれにふさわしい日本酒の魅力をより一層引き立てる箔一のおすすめ商品もあわせてご提案いたします。
お酒の個性に合わせて酒器を選べば、より豊かな日本酒体験が楽しめるでしょう。

ワインのように香り豊かな「薫酒」
吟醸酒・大吟醸に多く見られる、果実や花のように華やかな香りが持ち味。
→ 香りを包み込み、立ち上がらせるグラス形状や口がややすぼまった酒器 が適しています。
旨味も香りも豊かな「熟酒」
長期熟成によって生まれる濃厚な旨味と、芳醇な香りが特徴。
→ 香りを逃がさない丸みのある形や、濃厚な旨味のあるお酒を少しずつ、じっくりと味わうことのできる酒器がおすすめ。
さわやかな口当たりが特徴の「爽酒」
軽快でスッキリとした味わいが魅力。冷やして飲むことで、より清涼感を感じられます。
→ 涼やかな印象のガラス製や陶磁器の酒器 が爽やかさを引き立てます。オンザロックで楽しむのもおすすめ。
米の旨味を存分に楽しめる「醇酒」
ふくよかなコクと米本来の旨味を味わえるのが醇酒の魅力。燗にすることでより深みが増します。
→ 陶器など保温性のある素材や、広口で旨味が舌全体に広がる盃 がよく合います。
日本酒のタイプに応じて酒器を選ぶことで、香りや味わいの感じ方は大きく変化します。素材や形の違いによっても印象が変わるので、お気に入りの酒器を見つけて日本酒の魅力をさらに楽しんでみてください。
利酒師(日本酒ソムリエ)
多々見まみの様
アパレル店でバイヤーを目指すが、料亭を経営していた父「日本料理 福よし」から家業を継いで欲しいとの達っての願いで、系列店の居酒屋の店長となり飲食業界へ。
酒器で楽しむ、秋の晩酌時間
酒器を選ぶことで、お酒の味わいはぐっと深まります。
陶器やガラス、金箔の盃など多彩な器が、晩酌の時間を特別に。
自分用にも、大切な人への贈り物にもぴったりの酒器で、秋の夜長を心豊かにお楽しみください。