おぼろ月

日本の美意識を、職人技で表現した「おぼろ月」

「おぼろ月」は、和歌の題材としても好まれた日本の風景です。
これは霧(きり)や靄(もや)に包まれ、かすんで見える月夜のこと。完璧な満月ではなく、霞(かすみ)がかった朧月にも美しさを見出したのは、日本人ならではの繊細な感性といえるでしょう。
 
 

Point 01

熟練の手わざが生む、繊細な形。

この日本の美しい風景を、職人技で表現したのがこの「おぼろ月」のシリーズです。
素材には、選びぬいた国産の無垢材を用いています。3年以上かけて乾燥させたものを、轆轤とカンナを用いた「木地挽き」の技法で削り出していきます。このシリーズは、繊細な形だけでなく、木目が美しく表出するように木地を挽くことにもこだわっています。ほんの少しのずれも許されない、極めて緻密な職人の手わざによって、一つずつ作られています。
おぼろ月

Point 02

石川県に伝わる、伝統の木地挽きの技。

このおぼろ月の木地は、石川県の山中で作られています。ここは漆器の産地として有名ですが、木地挽きにおいては、日本有数の技術を誇っています。軽やかな薄さと丈夫さを両立し、緻密に計算して木目を出していく技は、一流の木地師ならではのものです。
おぼろ月

Point 03

木地の美しさを引き立てる拭き漆。

この木地を引き立てるため、拭き漆の技法を用いています。拭き漆とは、漆を塗ったあと、余分な漆を拭いて乾かすという作業を何度も繰り返し、木目を透かして見せる技法です。上質な国産材を用いて、腕の良い職人が丁寧に削り出した木地の魅力を、拭き漆の技法が最大に引き立てているのです。
おぼろ月

Point 04

金箔の多彩な技法が生む、美しい月景色。

こうしてできた美しい器に、月に見立てた金箔をあしらいました。おぼろ月の神秘的な風情を、本物の輝きを放つ本金箔が表現しています。金箔を砕き、大小様々な破片にしたうえで、竹筒で振ってあしらう技法を用いています。大きめの箔の破片は力強く輝き、細かな箔は霞がかかった曖昧な輝きを表現します。金箔を熟知した職人の技によって、その輝きの濃淡を用いて、風情のあるおぼろ月を繊細に描き出しています。すべて手作りのため、同じものが二つとないことも愛着をもたらしてくれます。
 
おぼろ月

 

日常の暮らしの中で使ってほしい器

シリーズには漆黒に月が浮かぶ「漆」と、より美しい木目を楽しめる「ナチュラル」の2種類があります。それぞれボウルやトレー、カップなどが揃っています。ご使用後は中性洗剤と柔らかなスポンジで洗っていただき、乾いた布巾で拭いてください。毎日でも使って楽しんでいただける器です。
 
 

おぼろ月

全11件

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