鮮やかな色彩と金箔の美しい世界 光を集めて輝く「太陽の華」「月の華」をイメージし『日華月華』とつけました。 料理もお皿も空間の主役となるような思いを込めて職人が丁寧に仕上げた作品です。日本古来より継承されてきた伝統工芸の枠を飛び越え、濃淡の色彩を施すなどこれまでの工芸品には見られなかった技法を組み合わせて仕上げています。 料理人の感性と、もてなす料理を引き立てる至極の逸品です。
華やかな「日華」と力強い「月華」 ガラス素材でありながら縦と横の線が編み込まれたような形状をした器は、藍胎漆器と言われる漆工芸のひとつを思わせます。この凹凸が光を受けた時に様々な表情を醸し出し、食材の多彩な表情を引き出してくれます。 目を見張るような鮮やかな赤やグリーンは「日華」の特徴である華やかさがあり、食材の色調を強調してくれます。一方でモノトーンが基調となる「月華」は激しく描かれた飛沫が象徴的で、力強い食材に適した器です。
Point.3 刷 毛 目 あえて裏面にもこだわり、重厚感ある仕上げにしました。裏面の凹凸感をそのまま活かし、金色に刷毛を跳ね上げたような動きをつけています。刷毛目も1枚ずつ手作りで仕上げています。飛沫も刷毛目も同じ商品でありながらそれおぞれ表情がわずかに違ってくるところが特徴です。