料理に、縁を結ぶ器
「金糸」は、金箔の技を糸のように繊細にあしらった、箔一オリジナルのテーブルウェアシリーズです。料理と器の関係を“縁”として捉え、そのつながりを美しく彩るために生まれました。2007年の発売以来、素材の異なる器に金糸文様を展開しています。
シンプルな料理もこの器に盛りつければ、光と質感が華やかさを添え、日常のひと皿が特別な時間へと変わります。
「金糸」は、金箔の技を糸のように繊細にあしらった、箔一オリジナルのテーブルウェアシリーズです。料理と器の関係を“縁”として捉え、そのつながりを美しく彩るために生まれました。2007年の発売以来、素材の異なる器に金糸文様を展開しています。
シンプルな料理もこの器に盛りつければ、光と質感が華やかさを添え、日常のひと皿が特別な時間へと変わります。
器の縁に配された「金糸文様」は、人と人との縁(えにし)を象徴する箔一独自の意匠。盛り上げ技法を用いた立体的な仕上げにより、見る角度や光の加減で多彩な表情を見せてくれます。料理に彩りを添えるだけでなく、使う人にささやかな幸運を運ぶ器であることを願って仕立てています。
金糸シリーズは、素材ごとに異なる魅力を持ちます。
ガラスプレートは、涼やかな透明感と軽やかさが魅力。大きめのリムに金箔を施すことで、どんな料理も美しく引き立ちます。冷製料理やサラダ、デザートなどにぴったりです。
漆プレートは、国産の無垢材を木地師がろくろで仕上げ、拭き漆で丁寧に仕上げたもの。赤と黒の2色展開で、和洋どちらにも調和します。軽く丈夫で、日常にも使いやすい漆器です。
素材の風合いと金箔の輝きの調和が、それぞれの暮らしに寄り添う美しさを演出します。
金糸文様はすべて、職人が手作業で仕上げています。ガラスには自由に動く金糸の表情を、漆には繊細で格調ある流れを──同じ図案でも素材ごとに異なる美しさが宿ります。即興的に施されるため、どの器も世界にひとつだけ。手仕事ならではの温かみと、唯一無二の魅力をお楽しみいただけます。
金糸シリーズの器は、形状も使いやすさに配慮しています。ガラスは涼感と透明感を活かして、冷製料理やワンプレート、デザートプレートに。漆は温かな料理や主菜・前菜にもなじみ、日常からおもてなしまで幅広く活躍します。いずれも盛りつけを引き立てながら、テーブルに品格とやさしさをもたらす器です。