九谷焼

加賀を代表する二つの工芸のコラボ

伝統的な九谷焼の絵柄を表現した器です。
加賀藩に由来する金沢の伝統工芸の中でも、特に代表的な存在が九谷焼です。箔一の「九谷焼」は、地域の代表的な文化である九谷と金箔がコラボしたシリーズです。
華やかな九谷の絵柄に内側の全面を金箔としたデザインは、まさに加賀藩の生んだみやびやかな伝統文化を表現しています。

注がれたお酒が黄金に輝くぐい吞みは、ハレの日、お正月などを豪華に演出します。フリーカップは日本酒にはもちろん、アイスクリームなどのデザートボールにもお使いいただけます。
記念日の贈り物や、誕生日、敬老の日などのプレゼントにも最適です。



九谷焼の代表的な絵柄を揃えてご提案をしています

【1】古九谷
古九谷は、江戸前期に現在の加賀市山中温泉九谷町にて焼かれたとされていますが、わずか50年ほどで突然に閉窯となった謎の多い存在です。この期間に作られた作品を古九谷と呼びます。短い期間ながら作品はどれも個性的で美しく、今に至るも九谷焼を代表する作風となっています。

【2】木米(もくべい)
京都で評判の陶工として知られていた青木木米によって確立された画風です。最初の九谷の窯が閉じられてからおよそ100年。加賀藩では九谷の再興の機運が高まります。その時、白羽の矢が立てられたのが青木木米でした。得意とする独特の鮮やかな赤地に唐風の人物や花が描かれることが特徴です。 
九谷焼
【3】吉田屋
九谷焼を再興するなかで、中心的な役割を果たした一人が大聖寺藩の豪商「吉田屋」でした。吉田屋の開いた窯は、古九谷に見られた青手を見事に再現したことから「青九谷」とも呼ばれ、大変に高い評価を得ています。

【4】八郎
飯田屋八郎右衛門によって生み出された画風で、飯田屋とも称されます。華やかな色彩が特徴の九谷焼の中で、特に赤絵にこだわった画風が印象的です。美しい発色と、細部まで書き込む緻密な画風でのちの九谷焼にも大きな影響を与えました。 
九谷焼
【5】庄三(しょうざ)
この画風をうんだのは九谷庄三です。彼は、江戸末期から明治にかけて活躍した陶工です。華やかな彩色金欄手の画風で評判を呼びました。実業家としても優れており、工房を主宰して活発に作陶を行い、明治期には海外で評価された「ジャパンクタニ」の中心にもなりました。

【6】永楽(えいらく)
大聖寺藩に招かれた京焼の名手永楽和全の指導によって生み出された画風です。赤地に金で絵柄をあしらった、シンプルながらも華やかな色彩が特徴です。特に永楽家に代々受け継がれたとされる南京赤が美しく、あたたかみのある柔らかな色彩が広く人気を呼びました。 
九谷焼
【7】青粒(あおちぶ)
小さな粒のような盛り上がりを無数に配し、柄を描いていく技法です。大正時代頃にうまれた比較的あたらしい画風ですが、緻密な粒の配置が魅力的で、現代の九谷でも人気の柄となっています。青粒は「あおちぶ」と読みます。 
九谷焼

九谷焼

全10件

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