花見鳥

春の訪れを知らせる鳥を優雅に描いたシリーズ

手ちぎりであしらった金沢箔を背景に、花見鳥が遊ぶ日本情緒を「擦り箔盛り上げ技法」という独特な装飾技法で表現しました。贈り物やお祝いの品、また海外へのお土産としても喜ばれるシリーズです。

Point 01

独自の技法で描いた花鳥図

桜と小鳥は「擦箔盛り上げ技法」という独自の装飾技法を施しました。 遠近感と立体感のある表現方法で構図の美しさを一層引き立てます。シリーズ名の「花見鳥」とは、鶯(うぐいす)の別名です。鶯は梅の咲くころに、美しい声で「ホーホケキョ」と鳴くことから、春を呼ぶ鳥として大変に縁起が良いとされています。このシリーズは、2017年2月に開催された日米首脳会談で、当時の安倍首相からトランプ大統領への贈り物にも採用されたこともあり、贈り物として大変に人気です。
 

Point 02

手ちぎりであしらう金沢箔が趣のある背景に

特別な加工で独特の色合いを表現した金沢箔を背景に用いました。一枚一枚手ちぎりであしらっていく伝統技法を用いており、箔足(箔の縁)に柔らかな風合いを出しています。まるで年代物の金屏風のような風情があります。一枚ごとの箔には、微妙なグラデーションがついていますが、これは「燻し」という伝統的な色替えの技術によるものです。淡い色彩で描いた花鳥図はどこか現代的な軽やかさもあり、伝統技法とモダンな感性が共存するデザインとなっています。

Point 03

都会的に洗練され、理知的な装飾性

原画は、江戸琳派の流れを汲む日本画の先駆的な画家「鈴木其一」の描いた花鳥図です。金箔を背景に、可憐な花と自由気ままに遊ぶ小鳥が描かれています。都会的で洗練された理知的な装飾性が際立ちます。これらは、「摺箔盛り上げ技法」というオリジナルの技を用いており、やわらかな立体感が、より華やかさや生命力を感じさせます。

花見鳥

全5件

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