柿渋脇漆扇子 市松(赤黒)【区分A】| プレゼント 長寿祝
品番:
A115-04001
伝統的な和紙と柿渋、漆の技法を用いた工芸品の上質な扇子です。
<<江戸時代の流行柄「市松」>>
江戸時代に着物の柄として流行った市松柄は、親しみやすいデザインです。表面が赤色、裏面が黒色のリバーシブルです。裏表を持ち変えることで、違った表情をお楽しみいただくことができます。【表面:赤 裏面:黒】
≪還暦のお祝いに≫
長寿のお祝いには、それぞれ祝い色が定められています。中でも還暦は暦が一巡して、生まれた年に戻るという意味で、「赤ちゃん」の赤が好まれています。この柿渋扇子は、祝い色の赤を表現し、また実用性も高く美しい贈り物として、大変に喜ばれています。
<<手技の極み、箔模様の粋>>
古くより日本人に愛される朱色に、柿渋をあしらった美しい色彩が魅力です。
島根の真竹に土佐の和紙。純国産の素材にこだわって、職人が一つずつ手作りする、昔ながらの技法によって作っています。
和紙に柿渋を塗布するのは、平安時代より伝わる伝統的な技法です。かつては紙衣や和傘などにも用いられたほどで、非常に高い強度をもちます。この柿渋を、職人が手作業で丹念に重ね塗りをしました。柿渋は経年変化でより美しくなるとされ、使うほどに味わいが増していきます。柿渋ならではの美しい扇紙光沢と、箔職人による箔蒔絵を施した竹軸に、日本の『粋』が宿っています。
飾り扇子としても美しい扇子です。自分用の特別な1本としても。また、贈り物にも喜ばれます。
赤と金がとても鮮やかで日本らしい事、仕上げがとても丁寧で高級感がある事、またたためば大変コンパクトなので荷物にならない事などが喜ばれるようです。