品番:
A125-04001
伝統的な和紙と柿渋、漆の技法を用いた工芸品の上質な扇子です。
<<優美な桜と源氏車>>
柿渋によって深みを増した赤と黒の色彩が美しい一本です。ファッションに合わせて裏表を持ち変えることで、様々なシーンで楽しむことができます。親骨には、平安貴族のみやびやかな世界観をイメージした柄が描かれています。源氏車の文様は、御所車の車輪の部分だけを描いたものです。御所車は、高貴な人たちの専用の乗り物で、貴族たちが競い合うように華美な装飾を施していました。ここに、古来から好まれる桜を合わせ、平安の雅やかな世界観を、現代的に表現しています。【表面:黒 裏面:赤】
<<手技の極み、箔模様の粋>> 味わい深く美しい扇子
実用性が高く使うほどに味わい深くなる扇子です。島根の真竹に土佐の和紙。純国産の素材にこだわり、昔ながらの技法で作られた手作りの一品。
扇紙は平安時代より伝わる柿渋を丹念に重ね塗りし、使うほどに味が増します。柿渋ならではの美しい扇紙光沢と、箔職人による箔蒔絵を施した竹軸に、日本の『粋』が宿ります。
飾り扇子としても美しい扇子に仕上がりました。