SDGsが注目され始め、環境にやさしい伝統工芸品として扇子が注目されていることをご存知でしょうか。本記事では、おしゃれな扇子の選び方やギフトにおすすめの商品、上品で高級なデザイン・素材、活用術などを紹介しています。さらに、ファッションとしてはもちろん、インテリアにも活用できる方法をご紹介。
読むだけで、扇子というアイテムの魅力が溢れる情報満載のページです。どうぞ、お楽しみください。
扇子でおしゃれからギフトまで完全ガイド
1:金沢箔扇子の魅力
扇子の骨部分である扇骨(せんこつ)に用いる竹、扇面の和紙など、すべて国内加工、手作りにこだわっており、細部まで丁寧な手仕事が光る高級感のある扇子です。扇面のデザインは、「箔」「ちぎり箔」「野毛」「切り箔」「砂子」といった伝統的な箔材料を用いて、古来の歌集や短冊、屏風絵などに用いられた和紙の装飾や日本画の技法を応用し、箔の色合いも楽しめる日本らしい扇子に仕上げました。
2:柿渋脇漆扇子の魅力
柿渋脇漆扇子は扇面に柿渋を施し、さらに折山にも念入りに漆を施す「脇漆」と呼ばれる伝統技法で仕上げています。「脇漆」は、扇子を開閉するたびに負担がかかる折山を漆で補強し耐久性をあげる、昔ながらの知恵ともいえる技法です。
実用性を追求した素朴さと、職人の繊細な手仕事によって生まれる優雅さを兼ね備える「柿渋脇漆扇子」。扇骨には島根の真竹、扇面には土佐の和紙を使用。純国産の素材と伝統技法にこだわった、ジャパンメイドの本物。大人の魅力が引き立つ上質な1本です。
扇子の選び方:レディース&メンズ別の人気デザイン
レディース&メンズ向けのおしゃれな扇子を選ぶ際は、デザインやカラー、サイズなどのポイントを押さえて選びましょう。レディース向けの扇子では、かわいらしい色使いやおしゃれな柄の商品が人気です。また、サイズが小さいものや持ち運びが便利なコンパクトサイズも評価されています。
一方、メンズ向けの扇子では、シンプルで上品なデザインが求められます。無地や落ち着いた色合いの商品が好まれる傾向にあり、派手すぎないデザインが重要です。また、着物や浴衣に合わせた際も違和感のない柄やカラーを選ぶと良いでしょう。
扇子に伝統技法を取り入れたおしゃれなデザイン
-人気のデザインをご紹介-
古来の日本人が見た満月をモチーフに、私たちのDNAにも刻まれる美意識を表現したモダンな扇子。深みのある黒地に、大胆に金箔をあしらったデザイン。扇のように開閉するものに、大きな箔を貼る技術は箔一ならではのものです。
日本の伝統色である青朽葉(あおくちば)を基調に、金沢箔を淡く朧気にあしらった、上品で華やかな一本。シャンパンゴールドと三歩色の2色の箔を、霞のように加飾しました。2つの異なる色彩の組み合わせが生む、絶妙な深みと色彩の華やかさをたのしめるデザインです。
基調色である青朽葉(あおくちば)は、夏に涼を感じるとされている落ち着いた緑色。ここに、金沢箔が淡く朧気に輝き、風情を感じる仕上がりとなっており、裏面には藤鼠色のグラデーションで、気品を感じる色彩としました。男女兼用でお使いいただける商品です。
<<波間に群れをなす千鳥>>
揺れる波間に群れをなす千鳥は、万葉集にも詠まれた縁起の良い柄です。和柄における千鳥とは、水辺に寄る鳥たちの様子を表現したものです。特に波と千鳥の組み合わせは「ともに波を乗り越えていく」という意味があり、夫婦円満を祈念した柄とされています。また「千鳥」は「千取り」にも通じます。これは「千の福を取る」という意味で、勝負運が強くなるといわれています。
表面の紺色は、柿渋を表面にあしらうことで、深みのある色彩となっており、経年変化によって使うごとに味わいが深まっていきます。また、裏面は茶色となっており、リバーシブルで両面使えます。裏表を持ち変えることで、違った表情をお楽しみいただくことができます。
扇子のギフト&プレゼントガイド
扇子は、おしゃれで実用的なギフトとして最適です。選ぶ際には、相手の好みや用途を考慮しましょう。高級素材を使った扇子は、価格も高くなりますが、贈り物として喜ばれること間違いなし。特別なシーンにぴったりです。また、ラッピングも重要です。包装やのし・メッセージを添えるとより特別感のある贈り物に。
扇子は、母の日や誕生日などの様々なシーンで贈ることができます。その他にも、敬老の日や父の日、長寿のギフトにも喜ばれます。
母の日には、赤やピンク色の扇子が人気です。
誕生日には、相手の好みの柄や色を選ぶと良いでしょう。
敬老の日や父の日に贈る場合は、無地やシンプルな柄の扇子が喜ばれます。男性には、ブルーやブラックなどの落ち着いたカラーがおすすめです。
長寿のギフトには、還暦は赤、緑寿は緑など、祝い色に合わせても素敵ですね。
また、親骨に名前を入れるなどカスタマイズすることも可能です。
高級な扇子ギフト: 素材やデザインで選ぶポイント
上品で高級な扇子をギフトとして贈る際に重要なのは、素材やデザインの選び方です。まず、素材に関しては、竹などの天然素材がおすすめです。竹は軽くて丈夫で、日本の伝統的な素材としても人気があり、見た目も涼し気です。
次に、デザインですが、レディース向けの扇子では、淡い色彩が人気です。例えば「金沢箔扇子 彩美 藤鼠 fujinezu」…上品さと柔らかさを感じさせるブルーとグレーの中間的な曖昧な色彩に、涼し気なアルミと錫の箔をあしらった、優しいながらも華やかさを感じられるデザインです。
また、男性向けの場合は、シンプルかつ無地のデザインが好まれることが多いです。例えば「金沢箔扇子 ちらし美 星空 hoshizora」…夏の夜の星空に無数に煌く星を金箔で表現。華やかながらもクールな印象でビジネスシーンにもおすすめの一本です。
・おすすめの素材・デザイン
扇子の名入れやラッピング: ギフトの特別感を演出
ギフトに扇子を贈る際には、名入れやラッピングが特別感を演出するポイントとなります。名入れは、扇子の親骨やケースに相手の名前やお祝いの言葉を入れることができるサービスです。これにより、贈り物がよりパーソナルで世界に一つだけのアイテムとなり、喜ばれることでしょう。
また、ラッピングにもこだわりましょう。箔一ではラッピング・のし・メッセージカードを無料サービス。季節限定の花柄や誕生日・賀寿のお祝い・母の日・父の日などの熨斗、メッセージカードを幅広くご用意しております。 ぜひ、名入れやラッピングを活用し、素敵な扇子ギフトを贈りましょう。
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扇子を活用しよう!ファッションやインテリアに
扇子は、日本の伝統的なアイテムであり、その利用方法はさまざまです。まず、ファッションアイテムとして扇子を取り入れることができます。例えば、浴衣や着物に合わせて、扇子を持つことで和装が一層引き立ちます。さらに、男女問わず、ポケットから扇子を少し見せるだけでもおしゃれなアクセントになります。 また、扇子はインテリアとしても活用できます。壁に飾ることで、和風の雰囲気を演出できるだけでなく、ゲストルームやリビングルームに置いておくだけでも、インテリアのアクセントになります。扇子をファッションやインテリアに活用し、日常生活に和の空気を取り入れてみてください。
扇子立ても販売してます >>
扇子:夏の浴衣や着物に合わせておしゃれを楽しもう
夏の浴衣や着物に合わせるおしゃれな扇子は、涼しげなデザインと機能性が魅力。
扇子は種類が豊富で、素材や柄にこだわったものが多くあります。
箔一の扇子は、「箔」「ちぎり箔」「野毛」「切り箔」「砂子」といった伝統的な箔材料を用いて、古来の歌集や短冊、屏風絵などに用いられた和紙の装飾や日本画の技法を応用して作り上げています。古典的な風情を持ちつつモダンで品のあるデザインが特徴です。
また、扇子はギフトとしても喜ばれるアイテムで、長寿のお祝いや誕生日など、特別な記念日のプレゼントとしてもおすすめです。
金沢箔を用いたオリジナルの柄や色合い、上品なデザインは年齢性別問わず使いやすく、伝統に現代の感覚をプラスしたおしゃれで華やかな扇子。現代の生活にも取り入れやすいデザインと耐久性を形にした新しい伝統工芸品を持ち歩きませんか。
ぜひ、夏のコーディネートをより一層引き立てる扇子を選び、お気に入りの一品を手に入れましょう。
扇子をおしゃれに使いこなすまとめ
扇子は、暑い日や和装におすすめのアイテムですが、様々なデザインや素材があるため、普段のファッションにも取り入れやすいです。また、扇子はコンパクトで携帯しやすく、バッグに忍ばせておくことができます。 夏場には浴衣や着物に合わせるアイテムとしても重宝され、着物や浴衣の柄・カラーに合わせた扇子がおすすめ、一層おしゃれな印象を与えることができるでしょう。 ぜひこの記事を参考に、お気に入りのアイテムをさがし、心地よい風を楽しみながら、おしゃれな夏を過ごしましょう。