金沢箔工芸品の縁起物で気の流れを整えて、暮らしを豊かに。
風水とは、中国で生まれた環境学のことです。4000年以上の歴史があり、様々な理論に基づいて吉凶を判断します。かつて奈良の平城京などが、風水に基づいて作られたことは有名ですが、現代の建築においても、風水的な考え方に影響を受けているものも少なくありません。風水では「気」と呼ばれる目に見えないエネルギーの流れを大切にします。多彩な地形を読み解いて「気」の流れをつかむ「地学」の考え方と、天体の運行からその流れを読み解く「天文学」の考え方が融合して、方位・空間・時間を測って吉凶を判断していきます。
縁起の良い置物で、気の流れが良くなることも。
「気」というと、どこか非科学的なものと感じるかもしれません。しかし現代においても、元気や景気、病気、天気など「気」という言葉がよく使われています。人との付き合いでも、なんとなく気が合う・合わないなどと感じることもありますよね。こうした目に見えない「気」を大切に、その流れを良くすることで暮らしを快適にするのが、風水の考え方です。ここでは、日頃の暮らしに取り入れやすい、日常的に気を付けることで、気の流れが良くなりそうなアイデアを紹介します。