2022.12.13

家族で一緒に気軽に楽しむひな祭り

家族で一緒に気軽に楽しむひな祭り

* 一緒に飾りたい雛人形 *

 

3月3日の桃の節句は、女の子の誕生をお祝いし、美しく健やかな成長を願う節目の行事です。もうお子様が成長されたご家庭は誕生の際に、ご両家の親御さんと相談し雛人形を買われた方も多いかと思います。ひな祭りのお祝いの仕方はさまざまですが、代表的なものが雛人形を飾ることです。

最近では、出し入れの負担にならないようコンパクトな雛人形のニーズが高まり簡単に飾れるようになっている雛人形も出てきました。 写真の雛人形「咲雛」はリビングの本棚やキャビネットなど、いつも家族が見える位置に飾れるように設計された雛人形です。お子様が成長されたらぜひみんなが集まっている場所で、一緒に飾りながらこれまでの成長の思い出話に花を咲かせてひな祭りのお祝いをしましょう。

《使用した雛人形》金沢箔木目込 雛人形 咲雛 

* ひな祭りの料理 *

 

雛人形を飾ることと合わせて楽しみたいのが、手作りの料理です。ひな祭りの定番といえばちらし寿司や蛤のお吸い物。ちらし寿司には、おせち料理のように縁起の良い食材を選ぶこともありますが、お子様の好きな食材で彩り華やかに自由に盛り付けても。蛤のお吸い物は、蛤の貝殻が対になっていて他のものでは合わないことから、夫婦で添い遂げられるようにという願いが込められていてひな祭りの定番の料理となったそうです。

せっかくのお祝いの日の食卓ですから華やかな器でコーディネートを。ちらし寿司は金沢箔のグラデーションが美しいお重に盛り付けると食材も豪華に見え、お子様が蓋を開けられるようセッティングしたら、驚いてもらえるのでサプライズにもなります。蛤のお吸い物は、見た目が華やかな金箔のお椀。薄挽きでとても軽く、料理の熱を伝えませんので小さなお子様の手でも持ち上げやすいのも特徴です。>

* 料理と合わせて楽しみたいひな菓子 *

 

ひな祭りのお菓子にも意味があります。よく見られる菱餅は「赤・白・緑」の3色で作られたひし型のお餅です。ひし型には水草のヒシの葉が大変よく繁殖することから、子孫繁栄にあやかったという説があります。3食のうち緑色は新芽が生い茂る大地を表し長寿や健康を、白は雪を表し清浄を、桃色は桃の花を表現し魔除けの意味があるそうです。

最近では地域によっては、金平糖を雛人形と一緒に飾る家庭も増え菓子屋でもひな祭り用の金平糖が定番化してきました。元々金平糖は、日本に伝わった時は砂糖が貴重だったため高級菓子とされていました。また手間隙をかけて作られるため子孫繁栄などにつながる縁起の良いお菓子とされてきたようです。時間をかけて美しい形となることから、時間をかけて家庭を築く夫婦円満の縁起物とも言われ、皇室の引き出物に使われている菓子でもあります。箔一の金平糖は金箔入りでパッケージの模様に『七宝』 (七つの宝/金・銀・瑠璃・玻璃・しゃこ・珊瑚・めのう)を表している縁起の良いお菓子ですので、お子様の成長を祝うハレの日のお菓子にぴったりです。

《使用したひな菓子》金沢箔菓子 金箔入り 金平糖

ひな祭り自体は江戸時代に定着され雛人形を楽しむスタイルになったとされた年中行事ですが、風習や歴史に囚われず、気軽にご家族皆さんが楽しんでお子様の成長を祝うのが一番。雛人形は女の子が無事に成長することを願うという意味から、持ち主の子が無事大人になったら一旦お役目を果たしたということになりますから、それまで家族の皆様が楽しめるスタイルでぜひお祝いなさってください。

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