2021.03.24

伝統の新しい形、金箔ソフトの誕生について。

伝統の新しい形、金箔ソフトの誕生について。
 

北陸新幹線開業に合わせて生まれた金箔ソフト。

北陸新幹線開業の3日前、金沢への来訪者をおもてなししたいという気持ちで生まれたのが金箔ソフトでした。金沢東京間を約2時間半で結ぶ北陸新幹線は、金沢市民にとって長年待ち望んだものでした。金沢は、兼六園やひがし茶屋街などを擁する国内有数の観光都市です。新幹線の開業を控えた当時、関東地方などからお越しになるお客様に、箔一としての歓迎の気持ちを表現したいと、様々なアイデアを検討していました。

金箔を料理に使う文化を伝えたい。

金箔を料理に使う文化は伝統的なものですが、ほんの数十年前までは、日本酒に入れるなどの限られた用途でしか使われていませんでした。箔一は、業界に先駆けて「料理用金箔」を発売し、さらに、HACCPやISO22000といった高度な衛生管理ができる工場を整備したことで、より広い範囲で使っていただけるようになっていきまた。新幹線開業は、こうした文化を幅広く知っていただきたくきっかけになると考えていました。

 

箔をのせる瞬間の、優雅さを見ていただきたい。

金箔ソフトの魅力は、本物の金箔の輝きを体感できることです。金箔は職人が、長い時間と手間をかけて作ったもの。本来は重く堅い「金」が、伝統の技によって、1万分の1mmにまで薄くなり、吐息でも舞うほどの繊細なものとなります。その魅力を感じていただくため、作り方も工夫をしています。金箔を竹の箸でつまみそっと載せていく所作は、伝統工芸品を作るときと同じです。これを、カウンターの上で、お客様の目の前で行うことによって、金箔の軽やかさを感じていただけます。なお、金箔ソフトを作れるのは、当社でも訓練を重ねた一部のスタッフのみです。

 

伝統工芸の技が、この瞬間にも生かされています。

ソフトクリームに載せる金箔は和紙に挟まっています。金箔はあまり薄いため、手で持つことはできず、吐息でも舞ってしまうほどに繊細です。これらを扱うために考えられたのが「あかうつし」という技法です。和紙を金箔に重ねると、微弱な静電気によって接着されます。これは極めて弱いため、すぐにはがれます。あかうつしは、この性質を用いて金箔を思うがままに扱う伝統技法です。また、金箔は竹の箸で扱います。ここにも理由があります。竹は静電気を起こさないため、金箔を扱うのに適しているのです。箔という文字が竹冠なのも、様々な工程で竹の道具が使われているためでないかと言われています。
 

SNSの時代の、新しい伝統文化として。

金箔ソフトが大きな人気を呼んだ一つの理由がSNSです。私たちは、SNSも日本の食文化の一つととらえています。日本には、古くから見た目でも料理を楽しむ文化がありました。お皿の上に表現される四季のあしらいや、花鳥風月を模した美しい和菓子などは、日本文化の特徴です。食用の金箔も、食卓を華やがせる「見た目の調味料」として用いられてきました。こうした食文化がSNSと結びつき、料理を写真に撮って、多くの人と共有して楽しむスタイルに進化しました。これもまた、新しい伝統の受け継ぎ方ではないかと思っています。

 

安心安全をお届けする、食用金箔。

金箔は、どうして食べられるの?そんな質問をいただくこともあります。金箔は厚生労働省が認可した食品添加物の一つです。金は化学的に安定性の高い物質で、溶けることがほぼありません。食べても身体に吸収されず素通りするため、人体には無害とされています。また、箔一では、現代の食品業界の規準に合わせ、HACCPやISO22000といった厳しい衛生基準を満たした専門の工場を持っています。こうして、ご年配の方から、お子様まで、安心して口にできる金箔をお届けしています。

箔一の食用金箔

箔一では、定番の切り回しのほか、金箔シュガーや金銀箔をあしらったアラザンシュガーなど、多彩な食用金箔をラインナップしています。
様々なモチーフに型抜きしたタイプや、使いやすいスプレータイプなども人気です。ご家庭でのお料理やケーキのトッピングにぜひご利用ください。
また業務用として使用されたい方や、食材の卸売りの方は、専門フォームよりお問い合わせください。

 
金箔 食用

ショッピングをより快適に

お客様に快適に、よりお得にお買い物をしていただけるよう
ポイントの仕組みとお支払い方法を見直しました。