2021.04.05

日本酒をもっと楽しむ、酒器の魅力。

日本酒をもっと楽しむ、酒器の魅力。

酒器を楽しみたい方、贈りたい方へ。

この記事では、酒器をもっと楽しみたい方、またプレゼントとして酒器を探している方に、その魅力や基本的な知識をまとめています。
箔一では、金沢箔工芸品の酒器を多数揃えています。ご覧になりたい方は、下記のページをご参照ください。

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酒器は日本文化ならではの粋な楽しみ。

酒器とは、日本酒ならではの楽しみと言えます。ワインやウイスキーなどの場合、ほとんどのケースでグラスを使うのに対し、日本酒では盃、お猪口、ぐい呑み、グラス、枡など実に多彩な種類を使い分けています。その形状やデザイン、材質などのバリエーションは豊富で、コレクションして楽しむ人もいます。こうした酒器の楽しみ方を紹介します。
 

豊かな地酒の文化とともに、育まれた酒器。

全国に豊かな地酒の文化があります。また、工芸の伝統が各地に根付いており、酒器は地酒ともに発展をしてきました。私たちは、金沢箔の伝統を受け継ぎながら、各地の地酒と楽しむ金沢箔工芸品を提案しています。酒器にこだわることで、美味しいお酒を楽しむ時間が、さらに素敵なものになるでしょう。





 

多彩な魅力がある工芸品の酒器について。

酒器はその形状や材質によって、日本酒の味わいを変えることもあります。上質な酒器は、食卓を華やかにしてくれるのみならず、お酒をいっそう味わい深いものにしてくれます。ここでは、酒器についてタイプ別、素材別にご紹介をします。

様々なタイプの酒器について。

多彩なタイプが揃うのが、酒器の醍醐味ともいえるでしょう。それぞれのタイプの違いや、その楽しみ方についてご紹介をします。
 

独特のフォルムも魅力の徳利。

徳利は古くからありますが、かつては運搬と貯蔵を兼ねて、一升から二升の大きなものが主流だっとされています。江戸時代になると、お燗を楽しむ習慣がうまれ、燗徳利が普及しました。この頃から、現在のような一合徳利が主流になったようです。徳利のことをお銚子と呼ぶこともありますが、本当のお銚子は長い柄がついた金属製の酒器のことで、別のものです。これは、結婚式の三々九度などの儀式で使われています。


 

片口は、機能性も高い酒器。

片方にだけ口がついていることから、片口と呼ばれます。まるで鳥のくちばしのような形状が可愛らしい酒器です。開口部が広いことから、ワインのデキャンタのような役割もあり、香りを楽しむお酒にもお勧めです。

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会話も弾むお猪口・ぐい呑み

お猪口もぐい呑みも、お酒を飲むための小さな器です。比較的小さいものを「お猪口」、大ぶりなものを「ぐい呑み」と呼びます。ただし、明確な区別はないようです。いずれにしても、一杯の容量が少ないため、会食の際には、お互いに注ぎあう必然性が生まれます。そういう意味で、酒器はコミュニケーションのツールでもあります。お猪口やぐい呑みを使うことで、よりスムーズに打ち解けあうことができるでしょう。

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神聖な儀式でも用いられる盃。

盃は、古くから神事に用いられてきたこともあり、特別な風情を感じる酒器といえます。いまでも神前式の婚礼などで「三三九度」の場面で使われるほか、スポーツ大会の表彰式でも「杯(さかずき)」が贈られます。なお、盃は間口が広いため、日本酒の芳醇な味わいを楽しむのに適しているとも言われています。



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レトロな風情も魅力の枡。

枡は、お正月など、おめでたい席で活躍します。江戸時代からすでに普及していましたが、本来の役割は1合を測るための計量容器でした。かつては、お酒のみならず、お米や醤油なども枡で測っていたようです。今では、縁起物として、祝宴の席などで桝酒がふるまわれます。

現代的な日本酒の楽しみに、グラス。

近年では、純米酒や吟醸酒、生酒など、上質なタイプの日本酒が増えてきました。豊かな味わいはもちろんのこと、香りが良いものも多く、ワインのような楽しみ方をされることもあります。こうした日本酒をを楽しむときにおすすめなのが、グラスです。特に、ワイングラスのような形状のものなら、香りをいっそう豊かに楽しめます。

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日本酒の種類によっても使い分けたい、酒器の素材。

酒器のもう一つの特徴は、様々な素材が用いられることです。その違いによって、日本酒の味も変わるといわれています。お好みの酒器と地酒の相性を探すのも、日本酒の楽しみ方かもしれません。
 

ぬくもりが魅力の陶器。

陶器は、徳利やぐい呑みなどにも良く用いられています。陶器の酒器はとても多く、作家や名工の作ったものから、気軽なものまで数多くの種類が揃います。一般に陶器は熱伝導率が低いため、熱燗などにも適しています。飲み口がやや厚めのものが多いですが、箔一では薄造りの陶器も提案しています。

清楚で上品な風情、磁器。

磁器は陶器にも似ていますが、ガラス質が多く含まれており、温かみと気品のある、独特の白い質感が魅力です。熱燗、冷酒、どちらでも使うことができ、一年中活躍します。石川県の「九谷焼」なども、代表的な磁器のひとつです。


 

多彩なスタイルを楽しめるグラス。

ガラスは、日本酒の味に与える影響が少ない素材といわれ、利き酒の際にも好んで使われています。冷酒や常温に適していることから、近年の上質でモダンな日本酒と相性が良く、人気が高まっている素材です。形状のバリエーションも多く、好みのお酒のタイプに合わせて選べます。


 

古くから親しまれてきた、木。

森林地帯の多い日本では、古くから木材が日常的に使われてきました。水分には弱い素材ですが、漆などで表面を補強することで、盃や枡などとして使うことができます。木目のぬくもりや、軽く優しい質感が魅力です。また、樹種による色彩や性質の違いを楽しむこともできます。


日本酒をいっそう楽しめる、金沢箔工芸品の酒器。

箔一では、日本酒をいっそう楽しめる、金沢箔工芸品の酒器を多数揃えています。工芸品らしい風格と、日常使いもできる機能性を兼ね備えた、おすすめの品ばかりです。自宅の贅沢な家呑みに。また、お酒好きな人への贈り物に、ぜひ金沢箔工芸品の酒器をお選びください。
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