2024.06.01

大切な器に新しい物語を。箔一が手がける金継ぎについて。

大切な器に新しい物語を。箔一が手がける金継ぎについて。

私たち箔一では、ものを大切に受け継いでいきたいという思いから金継ぎを手掛けています。

金継ぎとは、器の壊れた部分を漆で接着し、金や銀などの金属粉で装飾して仕上げる日本の伝統的な修繕方法で、ただ修復するのではなく、思い出のある大切な器に新しい物語を付け加えます。最近では海外でも「Kintdugi(キンツギ)」として注目されています。

箔一ではこれまでも歴史ある器や、大切な思い出のある器などを金継ぎによって修繕してきました。


金継ぎの美しい器

欠点も魅力に変える日本の伝統技術

金継ぎは、日本人の独特の美意識に根付いています。割れてしまった器を以前の状態に戻すのではなく、あえて金を使って修復の跡を目立たせます。そのことで、破損した部分もデザインとして生かされ、その器のもつ歴史や物語が一層ふくらみます。

欠点が長所になり、割れたことが物語になり、修復がより大きな価値になるのが金継ぎの魅力です。工芸作品の中には、金継ぎを施されることで、歴史的な名品となったものもあるといいます。

 


▶︎ 箔一の金継ぎの3つの特徴


職人による仕上がり

01. 職人による仕上がり

箔一では、熟練の職人が金継ぎを手掛けています。一つとして同じものがない破損個所を丁寧に見極め、美しく、かつしっかりとした修復を手掛けます。


文化財も手掛ける技術力

02. 文化財も手掛ける技術力

文化財の修復なども手掛けるその技術力には高い信頼があります。漆、金箔といった伝統素材はもちろんのこと、陶器、磁器、ガラス、木質など様々な素材の取り扱いに精通しています。


金箔を用いた仕上げも

03. 金箔を用いた仕上げも

金箔は、金沢で450年もの伝統工芸であり、箔一はこの伝統を受け継ぐ企業です。多彩な工芸作品を手掛ける中で蓄積された技術と、金沢箔ならではの輝きを用いた仕上げも提案しています。

 


金継ぎ例

大切な器をいつまでもお手元に

箔一では、個人の方はもちろん、旅館様や料理店様などの業務用の器の金継ぎも承っています。
決して高価な器でなくても、思い入れのある器を金継ぎで受け注いでいきたいという方に、大変に喜ばれています。


▶︎料理店の方へ

営業をしていれば、どうしても破損していく器。金継ぎをすることで、そうした器をさらに大切に使っていけるだけではなく、新しい物語を感じることで料理の味わいも一層深いものになっていくでしょう。和食器だけでなく、洋食器にもおすすめします。


▶︎大切な器をお持ちの方

伝統工芸品は、古くから修理をしながら代々受け継いで使っていくものでした。破損してしまった器でも、金継ぎを施すことで、それが新しい思い出となり、さらに愛着が深まっていきます。大切な器をいつまでも使っていくために金継ぎをご提案しています。

金継ぎは一つひとつ条件が異なるため、まずはお気軽にお問い合わせください。それぞれの器に応じた最適のプランを提案いたします。



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