2023.03.07

ギフトコンシェルジュ真野知子さんに聞きました。親族・目上の方へ、春のブライダルギフトとして結婚祝いのお返しの選び方。

ギフトコンシェルジュ真野知子さんに聞きました。親族・目上の方へ、春のブライダルギフトとして結婚祝いのお返しの選び方。

 

人生の大きな節目のひとつ、『結婚』という一大イベントにお祝いを頂いて華を添えてくださった方に感謝の気持ちを託して贈るお祝い返し。結婚祝いをいただいた方に返礼品を贈ることも、大切なご縁で繋がっている方達と喜びを分かち合うことができる大切な風習のひとつです。お祝い返しも、内祝いでお贈りするギフトの場合も昔は消えものは幸せも消えるとされ、敬遠されることもあったようですが、そのことを気にし過ぎて現代の生活スタイルに沿わないものでは残念です。たとえ中身は消え物を選んだとしても、きちんと感謝や喜びの気持ちは伝わるはずです。 時代とともにライフスタイルが多様化してきているので、今の時代に沿った暮らしの道具を選び、贈るのも選択肢のひとつです。けれど、ここはあまり遊び心を入れ過ぎず、相手の家族構成なども考慮しながら実用的かつ記念となるギフト選びがおすすめです。

 

金箔にはひとかけらあるだけでも煌きを放つ存在感があり、どんなお祝いのシーンでも、誰もが喜ぶ華やかさがあります。そして世代の異なる方達に何をプレゼントするか迷う場合でも、世代を問わず誰もが楽しめるのが金箔の魅力。そんなハレの日にこそふさわしい金箔の魅力を纏ったラインナップの中から、お祝い返し&内祝いにふさわしい品物をセレクトさせていただきました。受取手にもこれ以上ない華やかさでお祝いのお返しだということが分かりやすく伝わる品物達です。
相手への感謝の気持ちを託せるひと品を選び、喜びや嬉しさを分かち合い、幸せのおすそ分けをする。 多彩なセレクションの中で、いただいたお祝いへの感謝の気持ちにピタリと合うギフトを選ぶこともどうぞ楽しんでください。


結婚内祝いのマナー

披露宴へ出席していただいた方には引出物をお渡します。それ以外でお祝いをいただいた方への返礼品として内祝いを贈ります。

 
●贈る時期
結婚式後、一か月以内に贈るのが一般的。ただし、お住まいになっている地域の風習などにも配慮して。
 
●予算相場
いただいた金額の半額/半返しといわれていますが、両親や親類の方から高額なお祝いをいただく場合があります。そんな時には相場にこだわらずに、自分達の可能な範囲でお返ししても大丈夫です。
物入りなときだから役立ててほしいといったせっかくの心遣いなのに、高額の贈り物に対してきっちりと半返しをしてしまうと、かえって気を遣わせてしまいます。また、きっちりと半返しをしてしまうと、新生活に役立ててほしいという厚意を拒んでいるような誤解を与えてしまいかねません。
高額の結婚祝いをいただいた際には、半返しの金額でお返しを贈るのは控え、いただいた1/3程度の結婚内祝いの金額にとどめましょう。そのかわりメッセージカードやお礼状などで感謝の気持ちをしっかり伝えることは忘れずに。そのひと手間に気持ちが宿ります。
 
●金額が分らない品物をいただいた場合
相場の計算ができないので悩んでしまうかもしれませんが、大切なのは正確な金額で返礼をすることではなく、「祝福の気持ちに対して感謝の気持ちを伝える」こと。迷った時は相手が気負いしない程度の金額、一般的な相場の品物を選びましょう。

 

★親族への贈りもの

ひとえにお祝い返し&内祝いといっても地方独自の文化が残っていることもめずらしくありません。 親族の皆さんへなるべく失礼なく贈るために、ご両親にも地域の風習などを確認されるのもいいかもしれません。 相手の家族構成も考慮して、ご家族で楽しんでいただきたいのならペアの品物を、ご本人に楽しんでいただきたいのなら、名入れで特別感のある品物選びをしてみてください。
 

◆予算5,000円〜8,000円程度

 

◆予算10,000円程度

 

貫入 酒器セット
11,000円(税込)


 

◆予算20,000円以上

 

★お世話になった目上の方、上司など

相手の家族構成も考慮して、ご家族で楽しんでいただきたいのならペアの品物を、ご本人に楽しんでいただきたいのなら、おひとり様でも楽しめる品物や名入れで特別感のある品物選びをしてみてください。
 

◆予算5,000円〜8,000円程度

 

千筋 吟醸グラス(2個)
8,800円(税込)


 

◆予算10,000円程度

 

クラック 万年筆 ワイン
11,000円(税込)


 

RS marble プレート(2個)
16,500円(税込)


 

◆予算20,000円以上

 
ギフトコンシェルジュ真野知子さん

ギフトコンシェルジュ
真野知子/ Tomoko Mano

手土産など日常的で身近なギフトから、引出物などハレの日の贈り物まで、 多彩な贈りものシーンに合わせたモノやコトを選定。女性誌での連載やテレビ、ラジオ番組への出演、選考委員、商品企画、プロデュース業など活動は多岐にわたる。

【著書】
「大切な日のためのギフトマニュアル」マーブルブックス刊

【連載記事執筆中】
・The New York Times Style Magazine日本版「真野知子の贈りものごよみ」
・マガジンハウス an・an 「FOOD topics 真野知子のおいしいギフト」
・The PROFESSIONAL WEDDING 「good things make the day brighter」
・TASTEMADE SWEETS COLLECTION「真野知子のときめくスイーツギフト」

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