コツをつかめば簡単。お重に詰めたお節料理。
お正月には、欠かせないお節料理。素敵なお重なら、ハレの日にふさわしい食卓の華やかさを演出できます。お重には「おめでたいことや福が積み重なる」という願いも込められているそうで、お正月の食卓を飾るには最適です。ただ、お重にきれいに料理を盛りつけるのは、ちょっと難しいと感じる人もいるかもしれません。慣れていない人にもお勧めしたい、お重に料理を詰めるコツをご紹介します。
・規則正しく並べることを心がけましょう。
お重の詰め方には、4つに割った田の字詰めや、9つに割った市松詰めなどがありますが、共通しているのは規則正しく整然としていることです。仕分けなどを使って等分するのも綺麗に見えるコツです。仕分けがない場合は、まず中心に置くものを決めて、その周囲になるべく規則正しくに料理を並べていくとよいでしょう。
・煮崩れしやすいものは先に。
場所を決めたら、なるべく煮崩れしやすいものを先に入れましょう。筑前煮などの場合、里芋などを先に入れ、シイタケやレンコンを後から入れたほうがきれいに収まります。
・大きなものを先に、小さなものを後に。
比較的大きなものの場所を先に決めて、小さなものでスキマを埋めるイメージで盛りつけていくと、きれいに仕上がりやすいようです。
・添え物を上手に使ってみてください。
おせち料理などの場合、すき間がどうしても開いてしまいがちです。そんな時は、添え物を使って埋めていくと良いそうです。菊の花や笹、みょうがやプチトマトなど、彩り豊かな添え物を使って、素敵なおせちを演出してみてください。