2022.03.14

お重をつかった、盛り付けのコツについて

お重をつかった、盛り付けのコツについて
 

日常の暮らしの中でお重を楽しむ

お重はお節料理にかかせないものですが、日ごろの食事にもぜひ使っていただきたい器です。特に、料理の見た目の彩りにもこだわりたいという方におすすめです。お重に料理を盛り付けるには、ちょっとしたコツがあります。ここを押さえておけば、華やかな彩りを作り出すことができます。

この記事では、お重に料理を盛り付ける際のコツについてご紹介をします。
 

お重を使った盛り付けについて

お重に料理を盛り付ける時は、以下のようなコツがあります。
 
1/料理を置いていく順番
2/彩り
3/仕切り板の使い方

 
ここを押さえておけば、簡単にお重を使ったおもてなしができます。
それでは、お重に料理を盛り付ける時のコツについてご説明しましょう。
 
1/置いていく順番
 
お重に料理を盛り付けるときは、崩れやすいものから順番に入れていきます。
 
崩れやすいものを後から入れてしまうと、運んでいる最中に崩れて盛り付けが壊れてしまうことがあります。柔らかいものを狭いスペースに置くのは大変ですよね。お重にスペースがたくさんある段階から入れていくことで綺麗に収まっていきます。また、背の低い食べ物は重ねて置くと綺麗に見せることができます。

 
2/彩りについて
 
お重に料理を入れていくだけでも彩りを出すことができますが、仕切りを彩りとしてうまく使うとさらに良くなります。料理の間にばらんを使ったり、南天や笹の葉、松葉などをアクセントとして用いても華やかさが演出できます。

 
3/仕切り版の使い方
 
お重の仕切り方には、おおむね以下のような種類があります。
 

  • 田の字型
  • 市松型
  • 段取り
  • 手綱型
  • 扇型
  • 七宝型
  • 末広

 
これらの種類をすべて使える必要はありませんが、用意した料理に合わせて使い分ければ、よりお重を用いたコーディネートをたのしめるでしょう。
 
お重の盛り付けは、自由です。正方形に仕切ったり、横に仕切ったり、斜めに仕切ったりと仕切り板によって様々な魅せ方ができるのが大きなポイントです。七宝型や末広はメインとなる料理を際立たせたい時に活用する仕切り方です。田の字や市松は、オードブルの様に様々な料理を彩り豊かに並べて楽しむ仕切り方です。その日のメニューに応じて仕切り方も工夫をしてみてください。



 

お重に盛り付けた料理の例

お重に盛り付けた料理として挙げられるのは、以下の料理です。

  • おせち
  • いなりちらし寿司
  • 山、畑、海の幸のお重
  • スイーツ

 一般的に広く知られているのはおせちですが、その他にも工夫次第で様々な彩りが出せることから和のスイーツとしてお重を使うこともあります。
 
中にはローストビーフのお重詰めや学生のお弁当にも使われるなど、汎用性が高いのも大きなポイントです。盛り付け次第では様々な彩りを出すことができるだけでなく、見た目から味の美味しさを引き立たせてくれるでしょう。

三段重

古代箔 三段重(白)

お料理やお菓子を入れても楽しめます。工芸品ながらモダンなデザインで、おもてなしにも活躍するお重です。

三段重

市松 三段重(金)

同じ箔を使いながら、技法の違いで光の反射を変えて市松模様を浮かび上がらせています。華やかながら上品なお重です。

二段重

古代箔 くつわ二段重

独特のグラデーションが美しい、箔一オリジナルの「古代箔」をあしらった小ぶりなお重です。シーンを選ばず使えます。

姫重

華おぼろ 姫重(朱)

漆器の世界で「小さい」を意味する「姫」という言葉にあやかって、お姫様のような小さくて可憐なお重です。


 

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箔一では、日常使いにも楽しめる、金沢箔工芸品の様々なお重を揃えています。ちょっと特別な休日のランチやおもてなしに。お重を活用してみてください。
 


 

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