五月人形の種類について
五月人形にも、いくつかの種類があります。
大きく分けると3つです。
人気の「兜飾」、豪華な「鎧飾」、そして男の子の人形がメインの「大将飾」です。
モチーフは様々です。兜や鎧は、伊達政宗や上杉謙信といった、戦に強い勇猛な戦国武将をモチーフにしたものが好まれています。
また大将飾りでは、愛らしい子供の容姿ながら勇ましいモチーフのものが好まれています。
金太郎の人形などが有名ですが、牛若丸や桃太郎といったものも人気です。
男の子の健やかな成長を願うものですので、元気のある、たくましい姿がふさわしいようです。
箔一には、伝統の金沢箔を使った美しい箔布よる上品できらびやかな木目込み人形が揃っており、少し特別な五月人形として選ばれています。
美術品のような兜飾
兜をかぶることは、武士にとっては戦に出ることを意味します。
武士の象徴ともいえる兜。最も大切な頭を守ってくれるだけでなく、その意匠は相手を威圧するものでもあったでしょう。多くの著名な戦国武将は、自分のオリジナルの兜をしつらえていることからも、兜が特別な意味を持っていることがわかります。
箔一では、やや小ぶりのサイズの「豆兜」が人気です。小さいながら、鍬形には純金箔をあしらった豪華仕様。吹き返し、錣(しころ)、忍尾(しのびお)といった部分も細部にまでこだわって作り上げられています。後片付けにも便利な、人気の収納飾りです。
たいへんに華やかな鎧飾
鎧飾りは、その華やかさが特徴です。箔一の鎧飾りは、日本の伝統技法を用いた美しい一品です。木製の屏風は、朱色の上から半透明の漆を塗る「溜塗」の技法。艶やかながら、深みのある漆ならではの味わいが魅力です。そこに金沢箔で盛蒔絵を施した美術工芸品ともいえる逸品です。気高く黄金に輝く鎧兜が、凛々しくもしっかりとした存在感を放ちます。良いものをお求めのお客様に、お勧めしたい一品です。