会えなくても、気持ち伝わる「帰省暮」を。

会えないかわりに、ありがとうの気持ちを込めた贈り物。

お中元やお歳暮など、大切な人に贈るギフトに、いま新しいトレンドが生まれています。帰省の代わりとなる「帰省暮」です。移動の制限が求められる中、ご高齢の両親に会えない日々が続いているという方もいらっしゃると思います。遠方に暮らすご家族やご兄弟、親戚、友人など、こうした方々に会えないかわりとして、感謝の気持ちを込めて贈るのが「帰省暮」です。大切な人に想いを伝える「帰省暮」を贈ってみてはいかがでしょうか。

 

家時間を楽しくする、贈り物が選ばれています。

思うように外出できないことで、多くの人がストレスを感じています。そのような中でも、家で過ごす時間が楽しく充実していれば、毎日も明るいものになるでしょう。大切な人の健康を願って、日々の暮らしを豊かなものにできる贈り物はいかがでしょうか。お酒が好きな人であれば、とっておきの地酒や上質な酒器を、また、お料理を楽しむ人であれば、工芸品の大皿なども喜ばれるでしょう。皆で分けて食べられるお菓子などもおすすめです。
 

その地域の良いものも喜ばれています。

贈る方が遠方にいらっしゃる場合は、その土地の名産なども喜ばれます。帰省ができない時、顔を見せる代わりとして、自分が暮らす地域の人々に愛されるものを贈ってはいかがでしょうか。その土地の風情を伝えることで、きっと会えない寂しさが癒されることでしょう。
 

ギフトを贈る時期や贈り方について。

「帰省暮」が選ばれるのは、主には夏のお中元と、冬のお歳暮のシーズンです。
それぞれ贈る時期や相場について、大まかな習わしがあります。地域によっても異なるようですので、下記を参考に贈り物をお選びください。
 

お中元を贈る時期と相場について

お中元を贈る時期は一般的には7月～8月とされています。ただし地域によって、適した時期が変わります。贈り先のお住まいの地域に合わせて選ぶと良いでしょう。

<お中元を贈る時期の目安>
〇北海道　7月15日～8月15日
〇東北地方　7月1日～7月15日
〇関東地方　7月1日～7月15日
〇北陸・甲信越地方　7月1日～7月15日(場所によって7月15日～8月15日)
〇関西地方　7月15日～8月15日
〇中国・四国地方　7月15日～8月15日
〇九州地方　8月1日～8月15日
〇沖縄　年によって変動します。

お中元の金額も気になるところです。あまりに安いものでは失礼ですし、高額すぎても相手に気を使わせてしまいます。相場は贈り主との関係によっても変わってきますが、おおむね下記の予算の範囲で選ばれることが多いようです。

<お中元の相場について>
〇ご両親へ　5,000円程度
〇親戚へ　3,000円程度
〇祖母へ　3,000円程度
〇会社の上司へ　5,000円程度
 

お歳暮を贈る時期と相場について

お歳暮は、12月中旬から下旬にかけて贈るのが一般的です。正式には「正月事始めの日」とされる12月13日から、年越しの準備が忙しくなる12月20日までの間に贈るのが良いとされています。地域によっても若干異なりますので、贈り先の方の住所に合わせて贈る時期を選ぶのが良いでしょう。

<お歳暮を贈る時期の目安>
〇北海道　12月13日～12月20日
〇東北地方　12月13日～12月25日
〇関東地方　12月初旬～12月31日
〇東海地方　12月13日～12月25日
〇北陸地方　12月13日～12月20日
〇関西地方　12月13日～12月31日
〇中国・四国地方　12月13日～12月25日
〇九州地方　12月13日～12月20日
〇沖縄　12月13日～12月20日

<お歳暮の相場について>
お歳暮の相場観は、おおむね3,000円～5,000円程度とされています。ただし、相手によっては10,000円程度のものが選ばれることもあるようです。特にお世話になっている人には5,000円。知人や友人などには3,000円程度の予算で検討すると良いでしょう。

<お歳暮の相場について>
〇ご両親へ　5,000円程度
〇親戚へ　3,000円程度
〇祖母へ　3,000円程度
〇会社の上司へ　5,000円程度

 

金沢の伝統文化を、大切な人への贈り物に。

金沢は、金箔の国内生産量のほぼ全てを担っています。金沢箔は、まさに、金沢を代表する伝統文化と言えるでしょう。美しい金の輝きは、古くから縁起の良い色ともされてきており、大切な人の健康や幸せを願う贈り物にもふさわしいものです。金箔は工芸品のほか、お酒やお菓子などにも使えるため、幅広い商品群の中から贈り物を選べます。特におすすめのものをご紹介します。