2020.09.10

秋の夜更けに楽しみたい、おぼろ月のシリーズ。

秋の夜更けに楽しみたい、おぼろ月のシリーズ。
 

名月の風情を、食卓にも。

秋は、名月の季節です。十五夜とは旧暦の15日の月のこと。旧暦では新月を1日とします。月の満ち欠けの周期は29.5日ですので、15日目がほぼ満月。中秋の名月とは旧暦の8月15日のことで、これはその年の8回目の満月のことを指しています。現代では、秋分の日の前後の満月がこれに当たり、9月7日から10月8日の期間となります。
この時期の月が人々を魅了するのは、秋になって、やや空気が乾燥することから、月がより鮮やかに明るく輝くこと。また、月の昇る角度がちょうど鑑賞に適した位置に来ることも美しく見せる要因のようです。さらに、この時期には稲穂が実り、収穫のときを迎えることも、十五夜が人々に愛された理由でしょう。大きな仕事を終えた頃に少しずつ涼しさがまし、夕暮れから虫の声が響いてくる。そうした秋夜のもつ、ほっとするような、どこか寂しいような風情は、月をいっそう美しく見せているようにも思います。
 

名月が浮かび上がる、情緒的なデザイン。

そんな月を愛でる夜更けにぴったりなのが、「おぼろ月」のシリーズです。
何度も漆を塗り重ねることで生まれる深みある黒。そこに、満月にみたてた月が輝きます。独自の技法で、霞がかった風情を表現し、まさに、名月が漆黒から浮かび上がってくる瞬間をとらえたような、神秘的なデザインです。職人技で薄く挽いた素地。木目がうっすら見えるよう、絶妙の厚みで漆があしらわれています。角度によって、様々な表情を見せるのも手作りだからこその魅力です。

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