春の陽気が、少しずつ夏の暑さへと変わる季節。
年々、気温の上昇が早まり今では春の終わりから暑さ対策が欠かせません。
そんな長く続く暑さに備えて、ファッションアイテムと暑さ対策を兼ねた「扇子」を日常に取り入れてみませんか?
春の陽気が、少しずつ夏の暑さへと変わる季節。
年々、気温の上昇が早まり今では春の終わりから暑さ対策が欠かせません。
そんな長く続く暑さに備えて、ファッションアイテムと暑さ対策を兼ねた「扇子」を日常に取り入れてみませんか?
扇子はただの涼をとる道具ではなく、持ち運びやすく、環境にも優れたアイテムです。折りたたみ式のためコンパクトで、バッグやポケットにすっきり収まり、必要なときにさっと取り出せます。また、電力を使わず自然な風を作り出し、汗の気になる場面でも不快感をやわらげ、エコにコンパクトに快適な涼しさを感じることができます。
扇子は、小型の扇風機とは違い、ビジネスシーンでもスマートな印象を与えることができるでしょう。会話の合間や移動中、夏の商談先で扇子を使用することで大人の品格や所作の美しさを演出することができる粋なアイテムです。
実用性はもちろん、デザイン性の高さも現代において扇子が選ばれている理由です。
箔一では、別の角度からデザインと機能性にこだわった「金沢箔扇子」と「柿渋脇漆扇子」の2種類の扇子を取り扱っています。
「金沢箔扇子」は、箔一が扇面、扇骨、組み立てまで、職人の手作りにこだわった扇子です。広げると、「箔」「ちぎり箔」「野毛」「切り箔」「砂子」といった伝統的な箔材料を日本画の技法を応用してあしらったデザインがなされており、箔の様々な表現を楽しめる扇子です。
「柿渋脇漆扇子」は、平安時代に伝わる柿渋を丹念に重ね塗りし、使うほどに味が増す美しい扇紙光沢と、箔職人による箔蒔絵を竹軸に施した丈夫で粋な扇子です。
それぞれに扇子ならではの良さを感じられる逸品です。シーンや用途によってお好みの扇子をお選びください。
金箔を、夏の夜空に無数に煌めく星に見立てた扇子。 ひとつひとつ手作りのため箔の割れやシワに同じものはありません。 黒の扇面に散らされた箔が、ファッションのアクセントになるので、 シンプルな着こなしやビジネスシーンにおすすめの一本です。
箔の線で繊細に表現された、波紋の揺らめき。それを背景に金と銀の鯉を活き活きと浮き上がるように描いた美しい一本です。 鯉は急流を登り、やがて竜になるとも伝えられている立身出世の願いが込められたモチーフなので、ビジネスシーンにもぴったりです。 表が黒色、裏が赤色のリバーシブルなので気分やシーンによって裏表を持ち替えてお使いいただけます。
波状に山谷が連なる扇子の表面に大胆に金箔をあしらいました。その風情を、海に写った月が、波に揺られる様子に見立てています。周りにも、星を思わせる金箔を広くあしらい、夏の夜の幻想的な景色を表現しています。 浴衣にとても似合う涼しげなデザイン。あおぐたびに金が揺らぎ煌めきます。 ファッションにアクセントが欲しい方や、他の人と差別化したい方におすすめです。
扇子のデザインは、持つ人の個性を表現する重要なポイントです。
その扇子が与える印象や使用シーンを想像して、ご自身に合った一本をお選びください。 ビジネスシーンで使用する際には、モノトーンを基調とした色を選び、派手な赤や黄色は避けるようにしましょう。
ビジネスシーンでのおすすめは、「金沢箔扇子 墨美 等伯 tohaku」
墨の美しい味わいと本金箔の輝きが美意識を感じさせる一本。 江戸時代の日本画家である長谷川等伯の『松林図屏風』にインスパイアされ、ぼかし技法により墨のグラデーションを生み出しました。 ビジネスシーンにも使いやすい落ち着いた色味で、上品な印象を与えてくれる洗練されたデザインです。ぜひ、ビジネスの場面で使ってみてはいかがでしょうか
浴衣や普段着で扇子を使用する際には、落ち着いた大人の品格を演出できる「柿渋脇漆扇子」も人気です。
日常使いでのおすすめは、「柿渋脇漆扇子 孔雀(緑茶)」
日本の手仕事にこだわった扇子で、しっかりとした扇骨に和紙と柿渋、漆による深みのある色彩が魅力です。一番傷みやすい山の部分に脇漆を施すことで耐久性を高め、長く美しい状態で使えます。
親骨には、優雅な孔雀の羽を金沢箔工芸の技法であしらっています。金色の羽と碧い模様は、孔雀の羽が舞う様子を繊細に表現しています。孔雀は“邪気を払う”などさまざまな意味をもつ縁起の象徴とされており、自分用にはもちろん、贈り物にもおすすめのデザインです。
表面は緑色、裏面が茶色のリバーシブルになっており、裏表を持ち変えることで違った表情をお楽しみいただくことができます 落ち着いた色合いが大人な印象を与えてくれる粋な一本です。さりげなく輝く孔雀の羽がコーディネートのアクセントとして、大人の品格を醸し出してくれます。
ビジネスシーンで使うのか、プライベートで使うのかによってお選びになる扇子のデザインは変わってくるでしょう。
日々の通勤や仕事で使用するなら、落ち着いた色合いの上品な柄が施された扇子がデキる大人の品格を纏え、自己肯定感も上がるでしょう。
一方で、普段の外出や旅行・アウトドアの場面では、明るい色のものや扇紙が金沢箔でデザインされた遊び心のある扇子を取り入れると、お洒落な印象や明るい印象を与えられることはもちろん、写真にも映えるため、夏場のおでかけにはおすすめのファッションアイテムです。
シーンを限定せずとも自分の好みのデザインや、自分のファッションに合っているものを選ぶことも扇子選びの醍醐味。
落ち着いた雰囲気の服装や品のある装いには日常使いでも「柿渋脇漆扇子」が似合うでしょう。
また、職場の雰囲気が自由で、個性の活かせる場所であれば少し華やかな色味の「金沢箔扇子」を選んでみても良いですね。
いろいろなデザインの扇子を扱っていますので、ぜひ自分の好みに合った扇子をお探しください。
父の日や賀寿の贈り物にも人気の扇子。
贈る相手の好みや雰囲気に合わせて扇子を選んでみるのも素敵ですね。
お父さんの雰囲気に合ったデザインを選んだり、賀寿の祝い色に合わせてデザインを選んだり、相手のことを考えて選んだプレゼントは喜ばれるでしょう。
ちょっと大人な雰囲気の誕生日プレゼントとして、友人に贈るのも粋な選択です。
しっかりとした素材で作られた扇子は長く愛用できるため、贈られた方にとっても嬉しい一品になるでしょう。
箔一の扇子は名入れ可能なので、相手のお名前や社名、記念日を入れた特別な贈り物として長く愛用できる一本を贈りましょう。 扇子袋も箔一にて取り扱っておりますので、ぜひご一緒にお選びください。 持ち運びの際に扇子袋を活用することで傷や汚れを防ぎ、綺麗な状態を保ちます。
夏の暑さを和らげるアイテムとして親しまれてきた扇子は、実用性はもちろん、持つ人の個性や美意識をさりげなく映し出すお洒落な小物でもあります。
日常使いにはもちろん、浴衣や着物などの和装やスーツのような洋装にもぴったりです。 柄や素材、品質にこだわり “いいもの”を日常に。小さな贅沢が心を整え、気分を高め、暮らしの質をそっと引き上げてくれるでしょう。上質な選択が、あなたの毎日をより美しく彩ります。
風を感じるたびに、どこか涼やかで心地よい気持ちにさせてくれる、そんな「お気に入りの一本」に出会えたら、今年の夏はもっと豊かに過ごせそうですね。あなたらしい一本を見つけて、涼やかな季節をお楽しみください。