文化遺産にもなった縁付金箔 国連教育文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に「縁付金箔」を含む「伝統建築工匠の技 木造建築を受け継ぐための伝統技術」が登録されました。縁付金箔とは、400年以上前から行われている伝統的な金箔の製造技術です。この新商品は、職人の手による金沢の伝統文化を気軽に、より手ごろに楽しんでもらえるようにという提案です。
縁付という名前にも注目 縁付金箔では、打ちあがった金箔を竹枠で切り揃える際に紙の縁が表れます。これが箔を縁どるように見えることから、「縁付」の名前がつきました。一方で「縁」とは、縁起の縁でもあり、人と人とのつながりを指す言葉でもあります。また「縁づく」と言えば、婚姻をきっかけに両家が血縁になることを意味するおめでたい言葉でもあります。今回は、この「縁付」という名前に注目し、「ご縁付金箔」として良縁を呼び込む提案といたしました。
祈祷を受けた縁起物 風水などでは、金には潜在能力を引き出し自信を感じさせる力があるともいわれます。この「ご縁付金箔」は、いつも自分本来の力を出せるようにという思いで開発をしました。店頭に並べる前に神社にて、心を込めて祈祷をしていただいています。