箔一の金沢箔万年筆。
あわせて読みたい、万年筆についての関連記事
・「書く」ことが楽しくなるステーショナリー。
・人生の門出を寿ぐ、入学祝い・進学祝いの贈り方。
・父親や上司の還暦祝いに万年筆を。
・万年筆のインク交換やお手入れついて。
・万年筆の使い方の基礎知識。
万年筆にとってインクは非常に大切なものです。
インク選びは万年筆の楽しみ方の一つで、定番色から変わった色まで様々な色が楽しめるのが大きなポイントです。種類によっては、絵の具や色鉛筆にも負けない鮮やかな色合いが出せるものもあり、インク一つで様々な違いがあります。
万年筆のインクには3つの種類があります。
次の通りです。
●染料インク
●顔料インク
●没食子インク
染料インクは発色が良く、カラーバリエーションに富んでいるのが特徴です。
顔料インクは水に強く、長期保存に向いています。
没食子インクは水に強い上に遮光性があり、化学変化によって色の変化を楽しむことができます。
万年筆のインクを選ぶコツは、それぞれのインクの特性を知ることです。
上記でご説明したようにインクにはそれぞれの特徴があるため、使用用途に合わせてインクを選ぶことが大切です。
最も一般的といえるタイプが染料インクです。これは、オールマイティに、様々なシーンで使うことができるため、大変に便利です。また、顔料インクは耐水性と遮光性を兼ね備えていることが特徴です。長期保管する書類などに使うのに適しています。ちなみにですが、溶剤に溶ける着色剤を染料、溶けないものを顔料と言います。水性であっても顔料インクであれば、公文書などにも使用できます。
没食子インク(もっしょく)は、古典インクとも呼ばれる伝統的なものです。植物タンニン酸などを原料として作られています。顔料インクとほぼ同じ特性を持っていますが、最初の青みがかった色合いから、徐々に酸化して黒に変化する過程が楽しめます。
あわせて読みたい、万年筆についての関連記事
・「書く」ことが楽しくなるステーショナリー。
・人生の門出を寿ぐ、入学祝い・進学祝いの贈り方。
・父親や上司の還暦祝いに万年筆を。
・万年筆のインク交換やお手入れついて。
・万年筆の使い方の基礎知識。