人生の門出を寿ぐ、入学祝い・進学祝いの贈り方。

2021年03月01日

ギフト・記念品

|　入学祝い・進学祝いについて。

子供たちの成長の節目となる入学祝い・進学祝い。
小学校の制服を着たとたんにしっかりしたり、中学校に進む子が急に大人びて見えたり、初めての一人暮らしに目を輝かせていたり。進学の節目には、子供が大人びて見え、親や親族に特別な思いを抱かせます。そうした華やかな門出を祝うのにふさわしい、入学祝い・進学祝いのマナーや贈り方、おすすめのアイテムの選び方などを紹介します。

また、お祝いの品をお探しの方は、下記のページにてご紹介をしています。ぜひご参照ください。

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|　入学祝い・進学祝いを贈る相手と、お返し不要の理由。

入学祝い・進学祝いを贈る相手は、一般的には3親等以内とされています。具体的には、甥や姪、または曾孫までの範囲で贈るのが良いようです。また入学祝い・進学祝いにはお返しが不要とされています。これは、贈る相手はあくまで入学する本人。まだ子供なので、お返しする必要がないとされています。礼儀やマナーにこだわらずとも、親族の子供の成長を、一緒に心から喜ぶ気持ちが大切です。そうするこで、親戚のつながりも強くなるでしょう。兄弟から子供への入学祝いをいただいたなら、次は甥や姪の入学の時にお返してあげたいですね。

|　入学祝い・進学祝いの相場について。

入学祝い・進学祝いの相場は、相手とのつながりや、送り先の年齢によっても変わってきます。おおむね下記のような金額の範囲で検討される方が多いようです。ただし、進学する場合に一人暮らしなどでお金がかかるケースなどもありますので、その時々で検討されているようです。

・小学校入学の場合
小学校入学の際には、ランドセルや制服、学習机、教科書などが必要になります。特に最近はランドセルを祖父祖母が購入するケースが多いようです。両家で相談してどちらが何を購入するか決めるのがよいでしょう。
〇孫へのお祝いの相場　30,000円~50,000円程度
〇甥や姪へのお祝いの相場　5,000円~10,000円程度

・中学校入学の場合
最近は、中学入学のきっかけに、個人のスマートフォンを持つケースも多いようです。そのご家庭の教育方針にもよりますが、こうした関連商品を選ぶことも良いでしょう。また、部活や習い事もより本格的になりますので、その子の好きなことを後押ししてあげるような贈り物が良いでしょう。
〇孫へのお祝いの相場　30,000円~50,000円
〇甥や姪へのお祝いの相場　5,000円~10,000円

・高校入学の場合
高校の3年間は、とても貴重な時期です。大学進学を目指す人、部活を頑張る人など、それぞれが将来に向けて夢を実現するための時期となります。ちなみに日本では、明治初期まで16歳を「成人」としてみしていました。いまでも、高校生にもなれば、自分のことは自分で考える時期です。贈り物も少し大人らしいものを選んでみてはいかがでしょうか。
〇孫へのお祝いの相場　30,000円~100,000円
〇甥や姪へのお祝いの相場　10,000円~30,000円

・大学入学の場合
大学や短大・専門学校への進学にあたっては、初めて一人暮らしをする人や、アルバイトを始めるなど、自立に向けての第一歩を踏み出すことが多くなります。経済的にはまだ親に依存していても、もう一人の大人としてお祝いをしたいものです。
〇孫へのお祝いの相場　30,000円~100,000円
〇甥や姪へのお祝いの相場　10,000円~30,000円

|　入学祝い・進学祝いを贈る時期について。

入学祝いを送る時期は、進学準備が忙しくなる前までが好ましいとされています。具体的には3月上旬までには渡したいものです。また、最近は、親族が離れて暮らしているケースも多いため、お正月に集まったときに直接渡すケースも増えています。

上/蝶結び　下/結びきり。蝶結びは何度あっても喜ばしいことに。結びきりは二度あってほしくないときに用います。

|　熨斗・水引について。

お祝いですので、ぜひ熨斗をつけましょう。のし紙でも十分に丁寧なものとなります。表書きには「入学祝い」「祝合格」など内容のわかるものを。また水引には「蝶結び」と「結びきり」の2種類がありますので、注意が必要です。蝶結びは、結び直しができることから、何度あっても喜ばしいことに用います。入学祝いは、何度も祝いますので蝶結びを選びましょう。結びきりは、逆に1度きりのもの。結婚祝いのほか、退院や火事お見舞いなどの場合に用いられます。

|　入学祝い・進学祝いに喜ばれるもの。

入学祝いや進学祝いは、子供たちにとって一生の思い出になる貴重な節目です。また、親にとっては、子供たちが勉学や運動に励み、立身出世を果たすことが願いでしょうから、そのあと押しになるようなものが良いでしょう。また、ランドセルなどは2つあると逆に困りますので、こうしたものを選ぶ場合は事前に確認するのが良いでしょう。

|　箔一のおすすめのアイテム。

金箔は、古来よりお祝いごとに良く用いられてきました。美しい輝きはもちろんのこと、金はいつまでも変色しないことから、この幸せがいつまでも続くようにという願いも込めらていれます。また、風水などでは、金色には幸運を招き寄せるほか、自信を深め潜在能力を発揮するという意味もあるといわれます。華やかな門出を祝うのに、必ず喜ばれる贈り物となるでしょう。