金沢の日本料理店「十二の月」で唎酒師(日本酒ソムリエ)として活躍する女将、多々見まみのさんに、数ある北陸のお酒の中から厳選した銘柄と、そのお酒にあわせたい箔一の酒器を選んでいただきました。

ご自身用に酒器を買われる方も、お酒好きの方へのギフトとして選ばれる方にも参考になるよう、酒器とお酒の相性も教えていただきました。酒器選びの参考になさってください。
金沢の日本料理店「十二の月」で唎酒師(日本酒ソムリエ)として活躍する女将、多々見まみのさんに、数ある北陸のお酒の中から厳選した銘柄と、そのお酒にあわせたい箔一の酒器を選んでいただきました。
ご自身用に酒器を買われる方も、お酒好きの方へのギフトとして選ばれる方にも参考になるよう、酒器とお酒の相性も教えていただきました。酒器選びの参考になさってください。
この酒器は、万華鏡をイメージしたと聞いてグラスの内側を覗いた時、確かに色とりどりのガラスが美しく一目で気に入りました。色合いが美しいので日本酒を楽しみながら飲めますし、お猪口にしてはやや大きめなので、スッキリしているお酒が合うと思いました。
今回選んだ「あらばしり 大吟醸生酒 手取川」は、フレッシュで軽く現代風なお酒。若い方でも好んで飲め、沢山飲めるという意味でも、この大きめのぐい呑みがあっていると思います。
こちらの酒器のようなデザイン性が高いものは女性でも男性でもぐい呑みのコレクションに一つ加えていただくと素敵だと思います。
こちらの大吟醸は吟醸香が豊かなので、香りを閉じ込めるタイプの酒器がとても合います。この千筋大吟醸グラスはまさにぴったりです。
今回ご紹介する日本酒の中では断トツに華やかなお酒です。このグラスはワインにも使えて良いですね。日本酒もグラスの中でクルクルと回して空気に触れさせることで風味の変化を楽しめます。また吟醸酒は、10度から15度ぐらいで一番香りが立ちます。冷蔵庫からお酒を出した直後は5度ぐらいなので、飲みながら香りが花開いていくのを感じるのもこのグラスの楽しみの一つですね。
スッキリと飲みたい時は低い温度のままで、ふくよかな味わいで楽しみたい時は少し時間をおいて、このグラスの中でお酒の温度を変化させると良いですね。
このお酒以外にも角があるな、と思った味わいのお酒も温度が上がると丸く飲みやすくなります。温度の違いで香りや味の変化を楽しみたい方にはとてもおすすめの酒器です。
この酒器セットはとても使い勝手が良いので、お酒を選ぶのに迷いました。 まずは加賀ノ月を選びました。最近人気の高い加賀ノ月ですが、箔一でも金粉入りのお酒がありますよね。(金華 清酒※加越酒造さんの加賀ノ月に金箔を入れたお酒です)
この袋しぼりは、通常は袋に入れて圧縮して絞るのですが、袋に圧をかけずに雑味を出さず丁寧にしぼったお酒で飲みごたえもあります。
こちらのぐい呑みは小ぶりなので、夫婦で会話を楽しみながら美味しいお酒をちょっと嗜む方に向いていると思いますので、合うと思いました。またグラスに厚みがあるので、洗う際に安心感があるので嬉しいですね。見た目からも晩酌にするようなどっしりとしたお酒が合います。
まずこの酒器は、金箔にごり酒の白い色が絶対映えると思いました。(お酒を入れて飲んでみて)やっぱり思った通り、金と白が映えます。透明なグラスだと、にごり酒でグラスを汚した感じが気になってしまうので、こちらは気にならないのも良いですね。見た目が豪華で色のコントラストがとても合うので、これからの時期はお節料理とお屠蘇などと一緒に楽しむのも素敵です。
こちらの酒器には金継ぎを施してあるものです。自分も陶芸をやっていて気に入った作品を金継ぎしてもらったことがあります。壊れた作品のデザインが変化し、更に素敵になったこともあり、金継ぎのデザイン性の面白さや壊れた自然の模様から、高級感が生まれる点も気に入っています。
にごり酒は甘くまろやかでアルコール度数も低いので、日本酒の初心者の方でも飲みやすいと思います。あまり知られていませんが、にごり酒は案外スパイシーな料理や味の濃い料理をまろやかにしてくれるのです。十二の月で販売している女将のカレーにも合いますよ(ブログ後半に紹介)。
箔一さんの酒器はどれも高級感があって華やかなので選ぶのに迷いました。ご自身用としてはもちろんですが、大切な方へのギフトとしても、お客様にもおすすめしています。華やかな輝きは、プレゼントの箱をあけたときに驚きと感動を与えられます。誰と飲まれるのか、どのようなお酒や料理が好きなのかなどによっても選べる、豊富なバリエーションがありますので、箔一さんの店頭で相談するのもおすすめです。
「季節料理と和み酒 十二の月」女将・唎酒師 多々見まみの
アパレル店でバイヤーを目指すが、料亭を経営していた父「日本料理 福よし」から家業を継いで欲しいとの達っての願いで、系列店の居酒屋の店長となり飲食業界へ。現社長であり板場を仕切る夫と平成15年に「季節料理と和み酒 十二の月」をオープンして現在に至る。
(金沢市片町2丁目23-12 TEL:076-223-6969)
石川県金沢市の繁華街片町の一角にひっそりと佇む「十二の月」。旬の食材とお酒を堪能できる、和食料理店。大地の恵みをたっぷりと受けた加賀野菜や能登野菜、近江町市場から直接仕入れるノドグロや蟹など新鮮な魚介を使用したお料理を堪能することができます。
十二の月が運営するオンラインショップでは、北陸の味がご自宅で楽しめる「香箱蟹4杯セット」や「金澤女将カレー 後のせ金箔つき」なども好評販売中。
十二の月 オンラインショップはこちら
他にも大切な方への贈り物に人気の高い、グラスや酒器のセットをご紹介しています。