《数量限定商品》

金継ぎからインスピレーションを受け箔模様で模した片口です。

片口は、お酒はもちろん、調味料などを入れるソースボートや小鉢としても使え、ぐい呑みやプレートとセットでギフトにもおすすめです。

12世紀(平安時代)から作られてきた中世日本を代表するやきものの1つ、「珠洲焼」
一度衰退してしまったものの、1980年ごろから復興され今に至ります。

作家自らが珠洲の土を掘り起こすところから始まる珠洲焼の面白さは、作家ごとに好みの土が異なるところ。
「珠洲焼」の特徴は、その黒さです。この色彩は珠洲の土壌と焼成の仕方によって生まれます。

珠洲の土には鉄分が多く含まれており、これを地中の窯に入れ1200度の高温で焼成することで、焼け焦げたような深みのある黒が生まれます。
さらに燃え尽きた薪の灰が窯の中を舞い、釉薬仕上げしたかのような鈍い艶をもつものもあり、素朴ながら洗練されています。


金継ぎからインスピレーションを受けた金のあしらいは、素朴な珠洲焼の風情をより引き立てています。
金箔で描いた線は、やや盛り上がっており、あたかもいま描いたばかりのような動きを感じさせます。

この模様は、一つずつ丁寧な職人技で金の華やかな輝きを生んでいます。

歴史ある珠洲焼のロマンに、優雅な金箔のあしらいを楽しむ。
粋な遊び心を感じる一品として、日々の暮らしにお使いください。